時価総額とは
上場株式がどの程度の規模かを示すもので、企業規模を測る物差しとしてよく用いられます。 【算式】時価総額(円)=株価×発行済株式数 時価総額について 次のグラフは、米国株式のデータベースであるS&Pコンピュスタットの1951年から1996年までの45年間のデータを使って、全銘柄を時価総額によってグループに分類し、その複利リターンのパフォーマンスを表したグラフです。 ![]() グラフを見て一際目に付くのが、ずば抜けて高い時価総額0.25億ドル以下のパフォーマンスです。あとはやはり、時価総額が小さいほどパフォーマンスが良いです。市場には「小型株効果」といわれる言葉があるほど、小型株のパフォーマンスが良いのはよく知られています。 これは何故かというのを極端な例で説明すると、時価総額10億円程度の企業(A社)と、トヨタのような時価総額21兆円の企業(B社)があったとして、両者とも業績良好で成長していったとして10倍の規模になるとしたら、どちらがなりやすいか?で考えると分かりやすいと思います。A社は10倍の規模になっても、せいぜい時価総額100億円でまだまだ企業規模も小さく伸びる可能性も残されていそうですが、B社のような規模の企業が10倍になることなど出来るのでしょうか?トヨタを例にすると、時価総額を10倍すると、210兆円となりますが、トヨタがこの規模になるとしたら、世界中の自動車産業を駆逐して、自動車生産では世界でトヨタ1社のみという独占産業にするくらいにならないと無理だと思います。こう言ったことから、成長余地の大きさとしては、時価総額の小さい方が高いと言えるのではないかと思います。(もちろん、全部が全部そうではありません。) ただ、時価総額が小さいグループがパフォーマンスがいいといっても、ウォール街で勝つ法則によると、時価総額が低いグループは、リスクが一際高くなっています。いくらパフォーマンスが良くても、日々の値動きが激しいので精神的について行けず、途中で手放してしまっては意味がありません。小型株を投資戦略とする場合は、割安指標、成長指標をしっかりと加味した上で銘柄選択を行い、ある程度分散投資、後は日々の激しい値動きに左右されない強い精神力も必要かもしれません。 |
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