リンチ指数とは


企業の成長率に対する割安度を示す指標。利益成長率と配当利回りを足したものをPERをで割ることによって求められます。

全米NO.1ファンドマネジャーとまでいわれたピーター・リンチが著書ピーター・リンチの株で勝つで解説している指数です。

【算式】リンチ指数=(利益成長率+配当利回り)÷PER(株価収益率)

リンチ曰く、「この数字(リンチ指数)が1より小さければ株価は高すぎ、1.5ならまあまあです。でも真に選ぶべきは、その数字が2以上のものです。」だそうです。

リンチ指数は配当利回りを考慮していますが、考え方としてはPEGとほぼ一緒ですので、成長率に対する割安度を求めたい場合は、どちらか分かりやすい方を用いればいいと思います。


リンチ指数について

リンチ指数の数値は、高ければ高いほど成長性に対して割安となります。リンチ指数を投資参考指標として用いることによって、成長企業と言っただけで高値で株をつかんでしまうのを防げると思います。

例を挙げて説明すると、成長率20%でPER10、配当利回り5%のA社と、成長率100%でPER100、配当利回り5%のB社などの割安度を比較するときに、一見急成長のB社に目が行きがちですが、実際に以下でリンチ指数を計算してみます。※数値は分かりやすいように極端にしてあります。

A社
リンチ指数=( 利益成長率20(%)+配当利回り5(%) )÷PER10(倍)=2.5

B社
リンチ指数=( 利益成長率100(%)+配当利回り5(%) )÷PER100(倍)=1.05


となり、成長性に対する割安度はA社の方が上ということになります。

ただ、ひとつ気を付けないといけないのは、成長率という数値は不確定要素が大きいということです。過去の成長率を使うとしても過去に急成長したからといって今後も同じような成長が続くとは限らないですし、予想成長率といっても将来予想みたいなものですから確実とは言えません。成長率を参考にするのであれば、毎年決算で会社予想通りかそれ以上の結果を出している企業かくらいはチェックする必要があると思います。




成長率の不確定さについてはEPSで説明しています。










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