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| 初めての方は、富を得る3つの原則をお読みになると良いでしょう |
2006/3/18 投資家の役割は「裁定取引のリスクを負う」と「流動性の確保」いう事である。闇雲にリスクを負ってもなんら価値は生み出さない。より本質的に考えれば投資家の役割とは「裁定取引を行ないやすくする」為の存在である。
企業家の役割は「裁定取引を行う」事である。そして市場の創造・開拓を行う。裁定取引のない社会を想像してみるといい、飢饉が良い事例である。基本的に飢饉というのは、食料が全国に足りなくて起こる物ではなく地方では余っている所があり、一方別の地方で食料が不足するが輸送が円滑に行われないが為に起こる物である。 すなわち需要と供給の機能が正しく動かず歪みは放置されたままアービトラージャーはなにも行わない(行えない)状態の事である。米は足りないのではなく、輸送や伝達という手段の不備で裁定取引が機能されなかった為に死者が出たのである。 その他、悪徳商人が人為的に米を買占め、相場を吊り上げるという手法が存在するが、釣り上った価格に対してなんとか米を調達し供給をもって市場に流すというのも裁定取引の有効な役割と言える。
前回のコラムに書いたが、ソ連はその良い事例である。国民が望まないにもかかわらず、国家はパンと靴下を作らず鉄とロケットを作ることに精を出した。裁定取引が円滑に動かない社会は極端に社会の効率が悪くなる。裁定取引を円滑に行える社会、それが資本主義の最もたる重要な機能である。 |
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