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複利の考え方を徹底マスター





投資やお金持ちを志す上で、決定的に大切な考え方がこれから紹介する「複利」の考え方です。
この考え方がなければ、いくらトレーディング技術が上達したところで、長期的に大きな資産を形成することは難しいでしょう。
いや、難しいというより、長期的に大きな資産を形成することを簡単にするための必須な知識なのです。
複利を知り、それにしたがって行動すれば、誰もが必ずお金持ちになることが可能です。

この考え方を完全にものにして、いつでもイメージすることができるようになれば、あなたはもうお金持ちになるためのレールに乗ったも同然です。
この考え方さえ知れば、お金持ちになるということは、特別な才能や運やツキ、そして高収入すら必要でないことがわかっていただけると思います。

そんな魔法のようなものがこの世にあるのかと思いましたか?それがあるのです!
あの天才科学者、アインシュタインですら「複利とは人類が発明したもっとも驚くべきものだ」というような意味の言葉を残しているらしいです。
この世の魔法ともいえる複利の力を味方につけない手はありません。
このシリーズではその複利の威力と計算方法をマスターしていただきたいと思います。

では、複利とはいったい何でしょうか。
お金を運用するときに利息がつく、ということはみなさんご存知だと思います。
しかし、その利息のつき方に2つの種類があることをご存知でしょうか。
それが、単利と複利です。

元本だけに利息がつくものを単利、元本とそれについた利息にまた新しい利息がついていくものを複利といいます。利息が利息を増やしていくというのが複利のしくみです。


たとえば、元本100万円を金利20%で運用することを考えてみましょう。



このグラフの赤の部分が元本、青の部分が単利、緑の部分が複利を表しています。
10年間で、619万1736円、約6.2倍に増えています。
ちなみに10年目の時点で、元本はそのまま100万円、単利部分が200万円、複利部分が319万1736円となっています。
もし単利で運用していては、300万円にしかなっていません。実に倍以上の差がでてきます。
そして、複利というものは時間が経てば経つほどに、驚異的に増えていきます。
その増え方は本当に信じられないほどです。
同じ条件で20年後、40年後の増え具合を表示してみますね。

元本100万円、金利20%、20年

100万円が3833万7600円に増えました。38倍!複利部分の伸び具合をみてください。すごいですよね。
内訳は、元本100万円、単利部分400万円、複利部分3333万7600円です。

元本100万円、金利20%、40年


もう元本部分も単利部分も比率が小さすぎて見えません・・・。
これいくらになっているかわかりますか?
14億6977万1568円です!!
たった百万円が40年の月日を経て、14億もの大金に化ける・・・。これが複利の威力です。
一応内訳を書いておくと、元本100万円、単利部分800万円、14億6077万1568円が複利部分となります。

40年は長すぎますか?
しかし、私たちはみんな40年間運用している資産がありますよね。
そう、年金です。20歳から60歳まで、40年間です。
そう考えると、誰もが通る月日だとは思いませんか?
若いうちから複利運用という発想をもっていれば、老後にはかならず大きな実りがもたらされます。

そして、今回は触れませんでしたが、元本に資金を追加することでもっと早くお金を増やすことも可能です。

これを知ってしまえば、単利で運用してしまうことに、見えざるリスクがあることもみえてきます。


たとえば、よく日本の銀行が募集している定期預金は、基本的に単利の金融商品です。はじめに預けた元本にのみ利息がつきます。なぜか日本では、利息がつくといえば単利しかないのです。
ちなみに欧米の金融商品は、ほとんどが複利だそうです。なぜこんなことが起こっているのでしょうか。
それは、日本人のほとんどの人が、複利というものを理解していないからです。

日本人の金銭教育はとても遅れています。一刻も早く世界のスタンダードなレベルに追いつかねばなりません。
また、逆に言えば、複利の考え方をマスターしているだけで、ほかの大勢から抜きん出ることができることをあらわしています。ぜひとも複利の力を味方につけてください。

次回から、さらに詳しくさまざまなケースで楽しく複利を考えてみたいとおもいます。






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