高卒、大卒どっちがお得?
さあ、調子に乗ってさらに複利で遊んでみましょう。
なんにせよ遊ぶと一番学習効果が高いという話もありますからね。
複利を使っていろんな人生を考えてみたいと思います。話をわかりやすくするために、かなり単純化していますがご了承ください。
高卒と大卒どっちが得か?
今は猫も杓子も大学に通う時代ですが、本当にそれで元はとれるのでしょうか?
ここに一つの資料があります。
学歴別の生涯賃金+フリーター生涯賃金です。
| 大卒 | 2.9億円 |
| 短大卒 | 2.6億円 |
| 高卒 | 2.58億円 |
| フリーター | 5200万円 |
高卒と大卒の生涯賃金の差は3200万円でしかありません。高卒と短大卒にいたっては200万円の差しかありません。短大にいかせるのがいかに道楽かがわかります。
高卒の方が4年間多く働くとはいえ、若いうちの4年間が複利的にどれだけ大きいか、これまでこのコラムをご覧になってきた人には、もうぼんやりとイメージができているかもしれません。その辺を実際に検証してみましょう。
同い年の高卒のK君と大卒のD君、どちらが60才の時点でお金持ちになれるでしょうか。二人とも同じ運用技術を持っているとします。
調べたところ、高卒の初任給は152,600円です。
K君は就職と同時に月に3万円ずつ貯金することにしました。実家で暮らしているならそれくらいは可能な額だと思います。
小さいころから相場に親しんできたK君は、20%の利回りでそれを運用し、ついに60歳まで42年間それを続けました。いくら貯まったでしょうか。
K君はついに45億6941万7485円という資産を築くことができました。富豪というあだ名ができました。
対してD君です。彼も親友のK君直伝の投資法を大学在学中にマスターし、20%で運用できる能力があります。
D君の初任給は195000円。彼はK君の資産に追いつくために就職と同時に、月に5万円貯金して投資することにして、それを60歳まで38年間続けました。
D君の資産は36億7082万8920円になりました。
二人の差は、9億円近いです!
D君は月5万円で追撃したもののついに追いつけませんでした。
4年の遅れは致命的でした。
いかがでしょう。スタートが遅れることは、何よりのハンデなのです。給料がいくら上がったからといって、複利の力ほどの上昇はほとんど見込めないでしょう。
しかし、ここまでの話はまだ半分です。
D君には教育費用が余分にかかっています。
以下の費用をご覧ください。
<教育にかかる費用>
| | 公立 | 私立 |
| 幼稚園2年間 | 約64万円 | 約124万円 |
| 小学校6年間 | 約276万円 | 約777万円 |
| 中学校3年間 | 約196万円 | 約396万円 |
| 高校3年間 | 約190万円 | 約424万円 |
大学4年間
(医・歯系は6年間) | 約453万円〈国立〉 | 約549万円(私立文系) |
| 約650万円(私立理系) |
| 約2,900万円(私立医・歯系) |
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D君が国立大学に行ったとして、約450万円かかっています。これも考慮しなければなりません。
仮に高卒K君の両親が、K君が大学に行ったつもり貯金として年間100万円を4年間積み立て、その後は放っておいたことにしてみます。それも20%複利で増えていきます。ほぼ全額バークシャーハサウェイ的な会社の株を買っていたのかもしれません。K君60才の時、その忘れられていた遺産が明らかになりました。
K君は驚きました。
なんとその額65億7477万8147円!
自分で貯めた額より大きな資産が突然転がり込んだのです!
K君の資産はあわせて110億円。
財閥を築けましたとさ・・・・・。
もう、複利の力を前に、学歴なんて本当に無意味なのです。
結論的には、大学行ったらモト取れない!です。
もちろん、大学でしかできないことはあります。
行かないとなれない職業もありますし、その場合はお金ではかえられません。
しかし、文系とかで、資格も目標もなにもなく、ただ大学を目指し、さらに浪人するなんていうのは、実は本当に経済効率性のない話です。モトがとれようがない話なのです。そもそもやる気がない人間に無理やりやらせても、有益なものは何も生まれません。それでも大学に行かせようというのは、経済性を欠いた単なる親のエゴなのではないでしょうか。 自分が行ったのでわかりますが、そもそも大学で勉強する気なんてさらっさらのサラサーティありませんでしたからね。
さあ、あなたはどうしますか?
大学へ行くのがステータスだった時代は終わりました。
これからは、大学に行かさない親のほうが賢くみえてくるのかもしれませんよ。
なーんてね。
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